今日のゲストは、編集者でライターの小野幸恵さんと、オペラ評論家の香原斗志さん。
小野さんは、ご自身の著書である『和と出会う本
現代を生きる芸能・工芸・建築・祈り』についてお話ししに来てくださった。
本の最初の数ページには、昔から伝わる技術の数々の写真がカラーで載っている。
なんか、どれもが心があったまる、という感じ。
なんか、どれもが心があったまる、という感じ。
古典芸能と映像が組み合わされた公演が開かれていて、昔からあるものをすっかり変えてしまうのではなく、新しいものと融合して行こうという働きはとても素敵だなと感じる収録だった。
香原斗志さんは、ご自身の著書『イタリア・オペラを疑え!
名作・歌手・指揮者の真実をあぶり出す』を中心に、イタリア・オペラについてお話ししてくださった。
お話しの中で、歌の技巧について香原さんが、「技術がベースにあって表現がある」「技巧的なものと感動が直結しないのであれば、技巧的なものはなくていい」と仰っていた。
なるほど…。
技巧=感動、そういう部分は確かにあるのかもしれない。
それが全てでも無いと思うけれど、様々な技巧を持ち合わせていたほうが表現の幅は格段に広がるだろう。もし表現したいものを表現する力を持ち合わせていなければ、人に伝えることはできないし。
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