ほのかの収録日記25 (2018年2月7日)〜自分の意見に責任を持つ



今日のゲストは、山形大学名誉教授で作曲家の藤原義久さんと、音楽ライターでありDJ、中東料理研究家のサラーム海上さん。

藤原さんは、ご著書の『ヨーロッパ芸術音楽の終焉 アードリアンの音楽』を中心にお話しして下さった。

ユージンさんの大学時代の恩師らしい。何十年前の教師と学生が、今こうやって話している。なんかこう、2人が話している姿を見てジンとしてしまった。

藤原さんのお話の中には何人も学生さんが出てきて、言うなればその繋がりから今日ご紹介して下さった本も生まれている訳で、人の繋がりってすごいなぁと感じる収録だった。




サラームさんは、ご著書の『ジャジューカの夜、スーフィーの朝 ワールドミュージックの現場を歩く』や中東音楽を中心にお話しして下さった。 紹介して下さった音楽は、ロックなどのジャンルを取り入れつつ、メロディーラインに民族音楽の特徴を残しているもので、とても興味深かった。 サラームさん、なんか炎みたいな方だったな。熱されて周りも熱くなるというか…。

収録後は、今後音楽業界がどういう風に変わっていくのかの話で盛り上がった。 自分の考えを躊躇なくズバンッと言う姿、カッコいいなと思った。しかもそれが"私はこう思います"ではなく、"これはこうなんです"という断定的なものだった。 

断定して意見を言うって私にとってはすごく勇気のいることで、"私はこう思うけど、他の人は違うかもね〜"みたいな逃げ道を作りたくなる。 断定するってことは、ある意味絶対的な責任を持つことになる訳で…それが怖いんだよなぁ。 自分の意見に責任を持つ、これも課題だ。






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