ほのかの収録日記21 (2017年12月13日)〜タイムカプセル

本日のゲストは、ピアニストの三舩優子さん。

ご自身が影響を受けた『ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム』と、ギロックについてお話をしにきて下さった。

ギロックとはウィリアム・ギロックというアメリカの作曲家の事で、今年で生誕100年記念らしい。

収録の中でも取り上げられたが、過去に美舩さんは、インタビューでギロックの曲について「音と音の間から立ち上がってくる景色が好き」と仰っている。ギロックの曲は現代的ではなく、むしろ古き良きアメリカという感じで、曲を聴くと故郷であるアメリカを思い出して懐かしくなるのだそうだ。

音楽って凄いよなぁ。

昔良く聞いていた曲なんかをふとした瞬間に聞くと、当時の記憶や環境、温度、匂い、色んなものを思い出す。映画音楽もそうだと思う。曲を聴くと、映像が鮮明に蘇ってくる。

ある意味音楽は、記憶と切っても切り話せない、一種のタイムカプセルなのかもしれない。またその時々のBGMとして、記憶と密接に結びついているものなのかもしれない。


何年先かに今を振り返ったとき、どんな曲が流れるのだろう。



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