ほのかの収録日記17 (2017年10月18日)〜楽器と出会う

本日のゲストは、サックス奏者の仲野麻紀さんと、リコーダーとコルネットの演奏家で、古楽アンサンブル「アントネッロ」を主宰されている濱田芳通さん。

仲野さん、お綺麗で尚且つとってもかっこよかった…。

自分の考えや意見を明確にしていて、はっきりしていて、女性の私でもドキドキとしてしまった。 

仲野さんのお話の中で、サックスを知らないうちから「いずれ私はこの楽器を吹くことになるんだろうなと思っていた」という話があったのだけれど、凄すぎるな。そんな経験そうそう出来るものじゃない。

それと、印象に残ったお話がフランスについて。
フランスでは、芸術に対して国からのバックアップが充実しているらしい。日本では考えられない。そんな国があるんだなぁ。





濱田さんは、まず本を読んだときにめちゃめちゃ明るい方かな〜と勝手に想像していたけれど、実際にお会いすると物腰の柔らかい優しい方で、少しビックリした。 

実物のコルネットを見せていただいた時は、リコーダーのお父さんの口元を変えた、という印象だった。口元はトランペットのマウスピースのようになっていて、吹き方もトランペットと同じようにバズィングという唇を振動させる吹き方らしく、初めましての楽器だったが少し親近感が湧いてしまった。 

もっと時間あれば、楽器のお話聞けたのになぁ〜。

濱田さんは、ジブリ作品の『耳をすませば』にも参加している。主人公の2人とおじいさん3人が一緒に演奏するシーンなのだけど、実は私、このシーンがこの映画の中で1番好きなので、お会いできてとても嬉しかった。

世の中にはこんなに沢山の人がいて、沢山の楽器があって、それぞれが違うものに魅せられるのが面白い。キッカケがなんにせよ、続ける理由が仕事でも趣味でも、一生付き合いたいと思う楽器に出会えた、それだけで運命みたいに思えて来る。



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