ほのかの収録日記7 (2017年5月17日)〜人生を考える

本日のゲストは、リュート奏者のつのだたかしさんと、音楽ジャーナリストで評論家の林田直樹さん













つのださんは、ご自身が影響を受けた本について語りにきて下さった
本のタイトルは『パリ左岸のピアノ工房』

リュートは弦楽器だ
弦楽器奏者のつのださんが、何故ピアノの本なのだろう?と不思議に思っていたのだが、
その理由は収録で分かった

この本には楽器を超えた魅力が詰まっている
舞台は、パリの左岸にあるピアノ工房
時間も場所も離れているはずなのに、
まるで自分がその場にいるような言葉選びがされているらしい
その匂い・温度・音が伝わってくるような気がするという

しかし、その魅力は、
この限られた収録時間の中ではとてもじゃないけれど伝えきれない
つのださんも最終的に「読んでみないと分からない!」と仰っていた

そしてつのださんご自身も、人を惹き付ける言葉を使う方だと思った
物の大切にする気持ちや、その物が辿ってきた人生
人間の寿命よりも遥かに長い人生を考えさせられる時間だった















林田さんは、ご自身のご著書『ルネ・マルタン プロデュースの極意 ビジネス・芸術・人生を豊かにする50の哲学』を紹介しにきて下さった

林田さんはラジオ番組もされている つまりラジオの大先輩

とっても緊張した〜

収録をしていて感じたのは、強い信念を持っている方だなということ
「ここは行けないと思う」「これは続けるべきだと思う」
誰かを否定するのではなく、
自分の意見として一つ一つの物事に対して曖昧さのない方だった

この本を読んでいる時も、収録している時も、
ルネ・マルタンと林田さんの間にある信頼関係が伺えた

それほど本人の細かい事情に触れている


タイトルの通り、ビジネス・芸術はもちろん、
人生に対するヒントが見つかる1冊だと思った

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